普賢菩薩の教え

普賢菩薩は白い像に乗っておられます。

普賢菩薩の教えは“色即是空”、“空即是色”です。

“色”=世界は“空”です。存在しないのです。

 

 あなたの見ている世界は、あなたの作った幻・・・

事実も、物体も、実は存在していないのです。事実や物体に左右されてはいけません。

あなたの“想い”があなたの周りに“あなたの現実”を作っているのです。

 

 “生きていくためにはお金が必要だ”と思うから、お金に追われる世界が出現する。

“お金は後からついてくる”と思えば、必要な時に必要なだけやってくるのに・・・

 ちょっと・・・難しい・・・

このホームページの中で遊んでみてください・・・わかりますから・・・

 

 “真っ白な世界に居続けなさい”が普賢菩薩の教えです。

 だから、白い像に乗っているのです。

 象さんに「しあわせの世界へ」と言えばいいのです。

ただ、それだけ・・・

あとは象さんに任せるのですよ~

 

 何も考えず、象さんの行くところへ、乗っていけばいいのです。

 そしたら・・・しあわせの世界へ・・・行けるのに・・・

 

 思考するあなたは・・・言うでしょう・・・「違う!右よ!」・・・「違う!左よ!

すると象さんは言われたとおりに、右へ、左へと言ってくれます。 

するとそこは袋小路 "(-""-)"

何処にも道がない・・・行き止まりを引き返して・・・

 

これがあなたの住んでいる現実

 

 “思考”は“制限”です。

 “思考”を外すと、無限の可能性の世界が広がる。

 

“全て”を手にしているのに、思考が有限の世界を作り出している。

 

 考えるのをやめて、心の声に従って生きるのです。

 あなたの中にある“無限の宇宙”に従って生きるのです。

 

あなたは“白い像”に乗っているのです。

それを忘れないでください。

その“白い像”は何時でもあなたを“しあわせの世界”へ連れていこうとしているのです。

 

それを信じて行動すれば必ずあなたは“しあわせの世界”へ行けるのです。

本当は“あなたの目の前”に“しあわせの世界”はすでに存在しているのに・・・

 

 

文殊菩薩の教え

文殊菩薩はライオンに乗っておられます。

手には剣を持っておられます。子供です。

左手に持っておられるのは、自己制約に縛られているあなた。

 

この剣で思いを断ち切るのです。ガオーッ!!

 

“不生不滅、不垢不浄,不増不減”が文殊さんの教えです。

 

何の“制限”も何の“制約”も無いのに、人間は勝手に“自己制約”

して、勝手に自分をブロックして生きているのです。

 

不生不滅

 人生はスクリーンに映った映像ですから、全てあなたが作った“まぼろし”です。

 

 何も存在しないのに“あなたの想い”が勝手に制約された狭い世界を作りこんでそこに住んでいる。

 

 学校へ行かなければならない、宿題はしていかなければならない、働かなければならない・・・

 あなたが勝手に作った常識に自分を縛りつけている。

 

 この子はまた会社を辞めた。また辞めるかもしれない。だからまた辞める。経歴のブロックです。

 

 

 

 不垢不浄

  穢れたものはない、清らかなものも無い。

  自分を悪いものだとか、欲深いとか、優しさが無いとか、劣っているとか、自己処罰していませんか。

  自分を勝手に自己評価して、それに縛られていませんか?

  キリスト教なんか危ないですね。原罪意識に注意したほうがいいですよ。

  評価のブロックです。

 

 不増不減

  増えたり減ったりしない。お金に縛られていませんか?

  “お金が無ければ生きていけない”と思っていませんか?

  一億円の札束は思い描けない。だから来ない。数量のブロックです。

 

 文殊さんはこの“自己制限の想いを切放ちなさい”と言っているのです。

 だから“ライオン”に乗って“剣”を持っているのです。“うじうじした想いを剣で断ち切りなさい”と言っているのです。

 子供ですね。子供のように、あれこれ考えずに目の前のことだけ考えて生きていきなさい、と言っているのです。

 思考の制限から解き放たれて、来たらやりなさい。頼まれたら受けなさい。と言っているのです。

 

 


弥勒菩薩の教え

是故空中。無色無受想行識。無眼耳鼻舌身意。無色聲香味觸法。無眼界。乃至無意識界。

 

世界は無くて、身体も想いも無くて、色も香りも無くて、触っているものも無くて、意識も無い。

 

これが弥勒没菩薩の教えです。あるのは“識”思いだけ。

これに光が当たって、世界が出来る。

 

宇宙を取り巻く想い“識”があるだけなのです。

それにゆだねて生きていけばよいのです。 

 

ここで注意が必要なのは、想いは叶うのですが“本音”に気を付けて下さいね。幸せを願いながら不幸になる人が多いですよね。

本当に“幸せ”と思っているの?“本音”で“幸せ”と思っているの?

“私は幸せ!でも本当は不幸”、“私は幸せ!でも本当は不幸”と思っているから、幸せを願いながら、どんどん不幸になっていく人が多い。

 

“本音”に気を付けてね。

 

 

弥勒さんになると、“白い像”も“ライオン”も“剣”もいらない。

ただ宇宙と一体になっておれば、おのずと思い通りになってゆくのです。

 

考える必要も、意識する必要もない。

 

ただ淡々と日々を過ごしていけばいいのです。


観音菩薩の教え

“無値亦無得、以無所得故”の10文字が観音様の教えです。

 

自分の知恵ではない、自分の能力ではない、自分の物と言えるものはない。

 

音を感じている仏様なんです。宇宙の響きに同調して生きていけば、なんでも叶うのです。先を考える必要もない。宇宙と一体になって生きていけば、すべてが叶うのです。

 

ここに自我は存在しません。宇宙に動かされ、宇宙の想いを表現しているだけなのです。

でも無ではないのです。

観音様の存在が無ければ現れることのない世界なのです。

でもそこに観音様は存在しないのです。

 

そこには大宇宙の真理だけが存在しているのです。

ひとついのちを具現化した存在なのです。