壁を積み上げるのではなく、ハードルを下げていこう

あなたも壁を積み上げていませんか?

 

“完璧”に生きようとすると、どんどん壁は高くなっていきます。

 

この“レンガ”は、何だと思いますか?

 

あなたの“問題意識”なのです。

 

「これが問題」、「あれが問題」、「あの人が問題」、「原発が問題」と全てを“周りの問題”、“他人の問題”と捉えていくと壁はどんどん積み上がり高くなっていきます。

 

問題を見つけることはとても“簡単”なので“簡単”に壁は積み上がってしまいます。

 

そして積み上がった壁を、あなたはまた“問題”に“すり替えて”かべをますます高くしていきます。

 

最後には乗り越えられなくなり、あきらめの顔をして「みんな、困ったものだ」と腕を組んで、何もできない自分に気づかないまま、“問題発見人”になり、問題発見にのみ生きがいを感じる人になってしまうのです。

 

お気を付けくださいね。

 

ではどうしたらこの壁を積み上げないですむのでしょうか?

 

それは“ハードル”を下げていくことです。かべを作っていく人は“ハードル”を上げているのです。

 

では、“ハードル”とは何か?

 

あなたの作り上げた“あなたの幻の常識”なのです。それはあなたが作り上げた、あなたの幻の常識なのです。

 

具体的に表現すると、「仕事に行かなければならない」、「宿題をしなければならない」、「頑固はいけない」、「思いやりが無ければいけない」、「お金を稼がなければいけない」、「短気ではいけない」、「人に親切にしなければいけない」、「ああしなければいけない」、「こうしなければいけない」と思っていませんか?

 

それが一つ一つのレンガなのです。ハードルなのです。

 

あなたは、これを全て乗り越えて、クリアしようとしてませんか?

 

仕事に毎日行って、宿題をして、頑固にもならず、思いやりを持って行動し、お金を稼いで、短気にもならず、他人に親切にして、人のいうことを全て聞いて、完璧な自分を作り上げるために日々精進しなければいけない。素晴らしい人生を送らなければならない。

 

この不可能な大問題に挑戦するのもいいことですが、不可能です。絶対に出来ません。

 

問題解決の方法はその“出来ない自分”を許すことと、“問題”を“問題と思う自分”が“問題”と気づくことなのです。

 

他人に“頑固”を見たら、それは“あなたの頑固”が投影されているのです。鏡の法則なのです。あなたが“頑固”だから、他人の“頑固”が見えるのです。頑固でない人には、他人の頑固も見えないのです。あなたの“頑固”を消せば他人の“頑固”も消えるのですが、消せませんよね。

 

はい、それでは解決策を教えましょう。

 

「頑固な自分を許せない自分を、許せない自分を許します」

「頑固な自分を許せない自分を、許せない自分を許します」

「頑固な自分を許せない自分を、許せない自分を許します」

 

と三回唱えてください。

 

これで完了です。あなたの頑固は消えます。そして他人の頑固が見えなくなります。思いやりのない自分を、親切でない自分を、意地悪な自分を、ケチな自分を、何もできない自分を、許すのです。

 

“問題”が見えたら“問題と思う自分”を許して緩めるのです。これで“レンガ”が一個ずつ外れていくのです。

 

“問題”を“他人の問題”とせず、“問題と思う自分”を許して緩めるのです。全てあなたの“問題”なのです。“問題”を見つけたとき、それを“問題”と思った自分の何が“問題”と思わせたのかを考えてください。そこにあなたの自分勝手な“あなたの常識”が存在するのです。

 

あなたの自分勝手な“あなたの常識”に周りを合わせようとせず、自分の周りに現れる“問題”から“自分の問題”を発見し、その問題を持つ自分を“許し緩める”のです。自分を変えようとしなくていいのです。そんな事は出来ません。

 

だから気づいた時に問題は解決しているのですよ。気づいた自分の欠陥を許すだけでいいのですから。そしたらハードルはどんどん低くなります。

 

全てのハードルを下ろしきってしまって、レンガが一個も無くなったのが“神”です。神は誰も裁きません。この宇宙には“善悪を判断する”システム、そのものが存在していないのです。神は何も裁かないのに、何故人は人を裁くのでしょうか?

 

さあ、今日からレンガを1つずつ外していきましょうね。

 

”あなたに宇宙平和”\(◎o◎)/!